ステーションは、戻ってくる本体がまっすぐ入れる場所に置く。条件の第一は、その場所の近くにコンセントがあることだ。延長コードを床に這わせると、本体がコードを障害物として避けたり、巻き込んだりする。壁の差込口から電源が届く位置を、見た目の空きより先に決める。
戻りのための空きも要る。本体はドックに入る直前に、向きを直すことが多い。ステーションの正面に、本体ひとつ分より広い床が常に空いていないと、充電の位置まで行けずに手前で止まる。壁際にぴったり寄せても、正面側の床は毎日空けておく。
水拭きと、モップを洗うタイプなら、水の入れ替えと排水の手間も置き場所の条件になる。タンクを運ぶ動線が狭い棚の奥だと、掃除の予約は続いても水の交換が後回しになる。蛇口や流しに近いことと、水をこぼしても困らない床であることを、コンセントと同じくらい先に見る。水を使わない運用しかしないなら、この条件は後回しでよい。
戻りが難しい例は、幅の狭い玄関と、家具のすき間である。玄関は靴で左右が埋まりやすく、本体が斜めのまま入ろうとしてドックの位置に合わない。ソファと壁のあいだのように、見た目には収まるすき間でも、正面で向きを直せないと、戻りのたびに人が直しに行くことになる。
買う前に、ステーションと本体が占める形を、マスキングテープで床に貼ってみる。テープの枠の中に日用品が毎日入るなら、その場所は戻りに使えない。枠の近くにコンセントがあり、枠の正面が空く場所だけを候補にする。置き方がイメージできたら、3機種の違いで、ゴミをためるだけか、モップの洗浄まで任せるかを分けて読める。