ここで並べるのは、吸引と水拭きを時刻で任せる入口、モップの洗浄をステーションに渡す形、吸引とドックの自動化を一段厚くする形、の三つである。上下を付けるためではなく、手元からどの作業を外したいかで読み分ける。どれも、アプリで曜日と時刻を決め、人がいないあいだに床を終わらせる、という使い方が前提である。

DEEBOT N30 PLUSは、はじめて予約運転をする入口である。吸引と水拭きを外出中に終わらせ、ゴミをためるステーションで、ダストカップを空ける回数を減らす。洗浄や乾燥まで任せたい段階ではなく、時刻どおりに床を終えることを先に習慣にしたい人向けである。

DEEBOT T50 OMNIは、掃除そのものより、モップを洗って乾かす時間を外したい人向けである。本体が予約時刻に床を回り、モップの洗浄はステーションが行う。人がするのは、曜日と時刻の設定と、帰宅後の床の確認である。

Roborock Qrevo L Proは、同じ時刻の決め方のまま、吸引とドックの自動化を一段自分の手から離したい人向けである。誰もいない時間に掃除を終わらせ、帰宅後は床を見るだけにする。ドックを部屋に置く前提なので、戻りと水まわりの空きを先に見る。存在の大きさは、空きが取れるかどうかの条件として扱う。

どれが上でどれが下、ではない。外したいのがカップを毎回空けることなら入口、モップの洗浄と乾燥なら洗浄を引き受ける形、吸引とドック作業の両方なら自動化を厚くする形、という対応で選ぶ。置き場所が先に無理なら、機種の違いより先にステーションの位置を決める。